メーカー:ユーレックス
生産国:日本
はじめに
子育てのタイミングで、火事の危険性が比較的高いハロゲンヒーターを使わないようにしようと思い、今回紹介するオイルヒーターを購入しました。
https://oilheater.eureks.co.jp/product/vfx11/
こちらは公式サイトの商品紹介ページです。
https://eureks.co.jp/
ユーレックス株式会社が開発・製造・販売を行っている商品になります。
長野県茅野市に本社があり、こちらで製造も行われているようです。
機能性について
まずは機能性について書いていきます。

オイルヒーターは、フィンの中に入っているオイルを温めて対流させることで熱を伝えて、フィンを温めて放熱する暖房器具です。
ハロゲンヒーターやカーボンヒーターのように遠くまで熱を届けることはできませんが、周囲1m程の範囲で届けることができます。

こちらは操作パネルです。操作していないときはこのように暗い状態です。
作動音については、ファンが付いている訳ではないのでとても静かです。

操作を行うとこのように一定時間バックライトが点きます。

便利機能の中で、自分は主に2つの機能を使っているので紹介します。
1つ目は、マイタイマー機能です。
曜日指定でどの時間帯にどの設定温度で稼働させるかを設定することができます。
朝起きる前に起動させて、エアコンで部屋が温まる前のサポート的な役割で使っています。
ハロゲンヒーターなら起動した瞬間から暖かいのでその点では劣っていますが、安全性においては優れています。
2つ目は、チャイルドロック機能です。
左から2番目の『エコ』ボタンと3番目の『タイマー』ボタンを同時長押しすることでロックの設定・解除ができます。
多くの商品に付いている機能だとは思いますが、この機能で子供が勝手に起動して電気代がとんでもないことになったりせずにすみます。
安全性について
次に、転倒した際のリスクや、高温による火傷のリスクについてです。

本体重量は18kgとかなり重たいので、倒れるとフローリングに傷が入るかもしれないです。
自分の場合、3回ほど子供が倒してしまったことがありますが傷は入らずに済みました。

確認する限り触ると危険な程の鋭利な部品はありませんでした。
フィンの掃除はしやすいです。
次に、オイルヒーターの表面が高温になることによる、触れた際の火傷のリスクについてです。

オイルヒーターが1500Wでフル稼働している状態で表面温度を非接触温度計で測定してみました。
表面温度はほとんどの部分で60℃程です。

最も高温の部分で74.5℃でした。
ずっと触ると火傷する熱さなのですが、一瞬触れる程度であれば火傷はしない熱さだと思います。
子供も熱いということを学習して以降は近づきすぎないようにしているので、火傷のリスクは低いと思います。
説明書には布を引っかけて乾かすような行為はNGと記載されていますが、そういうことをしない限りは火事になるリスクも低いと思います。
さいごに
火傷や火事の危険性が低く、空気を汚すことがなく、作動音が静かで、非常に快適な暖房器具です。
しかし、コンプレッサーや燃料を使うわけではなく電気で温めるので、電気代はかなりかかることが弱点となります。
自分の場合は以下のようにエアコンと併用してオイルヒーターを使い過ぎないようにしています。
・エアコンで部屋が温まる前のサポート的な使用
・部屋がとても寒くてエアコンだけでは部屋が温まらないときの併用
・部屋の中で寒いと感じる人がオイルヒーター付近に集まって使用
エアコンにはない、近づくことで温もりを感じられる良さが冬を乗り越えるのに頼もしいアイテムになると思います。
気になった方は是非検討してみてください。最後まで読んで頂きありがとうございました。
