下道を運転して本州-九州間を移動する際、関門トンネルを頻繁に利用していたのですが、出入り口で渋滞することが多くトンネルは片側一車線でかなり長いので、避けて通りたいと思うようになりました。
避けて通るには高速道路を利用して関門橋を渡れば良いので、最短距離の下関IC-門司港IC間だけを利用してみると、料金は高くなりますがメリットもたくさんありましたので紹介していきます。
まずは料金についてです。
下道の関門トンネルと、高速道路の下関IC-門司港IC間について比較し以下の表にまとめました。
関門トンネル | ETC 通常料金 下関IC-門司港IC | ETC 約30%割引料金 下関IC-門司港IC | |
軽自動車・自動二輪車 | 110円 | 260円 | 180円 |
普通車 | 160円 | 280円 | 200円 |
ETC 通常料金と比較すると倍近く差があります。
しかし、夜間・休日等のETC 約30%割引料金であれば軽自動車・自動二輪車で70円、普通車で40円プラスすることで高速道路を利用できます。
到着時間については、
関門トンネルと高速道路のそれぞれの出入り口の中間地点でナビの到着予想を確認したのですが高速道路の方が1分早くなる程度でした。
しかし、どちらの経路も出入り口が混む場合がありますので、一概にどちらが早いと言える感じではありませんでした。
次に、高速道路で下関IC-門司港IC間を利用する勝手について紹介します。
まずは下関IC→門司港ICについてです。
本線への合流について、下関ICからの2車線の道路が合流し1車線になりそのまま本線の3車線目となるため、本線に横から加速して合流する必要がありません。
そして、短い区間ではありますが壇ノ浦PAがあるので寄ることができます。
最上階はテラスになっていて、橋を間近で見ることができます。
関門海峡の眺めも良いです。
売店には山口県の特産品が数多くありました。
壇ノ浦PAから本線に戻る際は加速して合流する必要があるのでご注意ください。
門司港ICには、関門橋の左側のレーンを進むとそのまま本線から離れてたどり着くことができます。
次に門司港IC→下関ICについてです。
本線への合流については、門司港ICからの道路がそのまま本線の3車線目となるため、こちらも本線に横から加速して合流する必要がありません。
残念ながら、めかりPAには寄ることができません。
下関ICの出口はよくあるタイプで、本線から出口への車線へ離脱していきます。
高速道路の下関IC-門司港IC間を利用するメリットはまとめるとこんな感じです。
・夜間・休日割料金は関門トンネルより軽自動車・自動二輪車で70円、普通車で40円高いが差は小さい
・高速道路については、行きも帰りも関門橋の景色を楽しめる
・高速道路の本線に加速して合流する必要が無い
橋の上の方が開放感はあって旅行気分も味わえるので最近は高速道路を頻繁に利用しています。
下道を利用している流れでそのまま関門トンネルを利用している方に、是非一度試して頂けたらと思います。