左が厚さ50mmで右が厚さ10mmの吸音材

【クローゼットを吸音材で手軽に防音】東京防音 ホワイトキューオンにて確認

メーカー:東京防音
生産国:日本


歌を歌ったり楽器を弾いたりしても近所に聞こえないようにしようと思い東京防音が製造している吸音材のホワイトキューオンを購入しました。
戸建てで外壁に接していないクローゼットの中に予算1万円で設置することを計画しました。

最終的に以下の吸音材を購入し、支払い総額は8,778円となりました。
・ホワイトキューオン(幅415mm × 長910mm × 厚50mm)2枚
・ホワイトキューオン(幅910mm × 長910mm × 厚10mm)1枚

はじめに吸音材を使用することでどれくらい防音効果があるのか比較し、次に今回購入した吸音材の設置例について書いていきます。




まずは吸音材の防音効果についてです。

このようにクローゼット内に吸音材を配置し、中央に置いているスピーカーから音楽を流してスマホの騒音測定アプリで測定します。
吸音材を除いて他は同じ条件にして測定することで防音の効果を比較していきます。

同じ条件についてはこちらになります。
・クローゼットから1.5m離れた位置にスマホを固定し測定
・22秒間同じ音楽を同じ音量で流す
・クローゼットの扉は閉めた状態


こちらが測定結果です。
左が吸音材なしで、右が吸音材ありです。
平均で3.1dB静かになることがわかりました。
体感でも音がクローゼット内で反響せずに静かになることがわかりました。音を消した状態で計測しても平均して22.7dB程ありましたので、55.0dB→51.9dBの3.1dBの減少というのは効果を感じれる差だと思います。

妻に外に出てもらい確認しましたが、歌を歌ったりしても家の側で集中しない限り音は聞こえないとのことでした。
冒頭でも書きましたが戸建てで外壁と接していないクローゼットに対して設置しておりますので、同条件のクローゼットがある方には非常におすすめです。
予算を1万円以下に抑えた簡単な防音対策なので、是非検討してみてください。



次に、今回購入した吸音材の自分の設置例について書いていきます。

最終的にはこの様に壁に貼り付けました。
左の吸音材は紐で固定し、中央と右の吸音材はピンで留めています。
中央の吸音材に向かって声を出すと、音が反響せずすぐに収束することがわかります。

先程の画像の右の厚さ10mmの吸音材については、壁と垂直に4箇所をピンで刺して留めました。

先程の画像の中央の厚さ50mmの吸音材については、上部分に斜め45度から1箇所をピンを刺して留めました。

下部分にも斜め45度から1箇所をピンを刺して留めました。
合わせて2箇所刺すだけで今回購入したサイズ(幅415mm×長910mm×厚50mm)なら充分でした。


吸音材は軽いので簡単にピンで留めて固定でき、落下リスクもほぼありません。
ピンは付属しておらず私物を使用しておりますのでご注意ください。
最後に販売サイトへのリンクを載せております。
読んで頂きありがとうございました。